ヘルニアを診断する方法は?

何はさておき、まずは正しい診断をしてもらわなければ、正しい治療もできませんよね。きちんとした診断をするためには、ある程度の「設備」が必要です。ヘルニアを正しく検査・診断するための設備が充実しているかどうかは、信頼できる病院を見極める1つの基準といえるでしょう。それではまず、ヘルニアにはどんな検査方法があるのかをご紹介しますね。

レントゲン検査

主に骨の構造を確認するために撮影し、骨折の有無、脊椎の大きなずれ、その他の整形外科的な疾患がないかを確認できます。しかし、レントゲン検査のみでヘルニアの診断をすることは難しいともいわれています。

造影レントゲン検査

単純なレントゲン検査では抽出されない脊髄自体を肉眼的に見られるようにするために、脊髄液が貯留するスペースに造影剤を注入して検査します。

CT検査

レントゲン検査と同様にX線を利用した検査。しかし、体の周囲を360度回転して撮影できるため、脊髄を3次元の画像で見ることができます。

MRI検査

磁気を利用した画像診断装置で、脊髄の形態や変化を詳しく診断することができます。

CT、MRIでの検査がより確実

いくつかの検査方法がある中で、どれを選択したら良いのでしょう。1番確実なのは、MRI検査といわれています。脊髄の圧迫物質の有無、脊髄のダメージレベルの評価、ヘルニア以外の病気も発見できるという優れた検査方法です。ただ、椎間板ヘルニアのみの診断であればCT検査だけでも充分なのだそうです。

愛犬の治療をお願いする病院に、MRIやCTなどの設備が揃っているか、またはそれらの設備が揃っている検査センターや病院としっかり連携がとれているかどうかは必ず確認しておきましょう。